中国から仕入れて日本で販売する商売はポピュラーですが、それは大小様々なレベルで行われており、また、米アマゾンで仕入れて日本で売る(輸入ビジネス)とか、日本で仕入れてeBayで販売する(輸出ビジネス)などの通販ビジネスの一形態として浸透しています。
この頃は、中国などの海外の通販サイトで商品を仕入れて、国内のアマゾン・楽天・ヤフーショッピング・ヤフオクのような通販サイト・オークション・サイトで販売するようなことは、敷居も低くなっていますね。
私も、何年も前から、中国から輸入した商品を自前の販売サイト、および、ヤフーオークション他で販売してきました。
ところが、最近は新しい問題が生まれてきているんですよね…。
今回は、そのことについて書いてみようと思います。
悪質な在日業者に盗用されて売り上げが激減
具体的には、ヤフオクで出品している商品(アートパネル)で、画像などの盗用被害(パクリ被害)の問題が起きています。
ちなみに、アートパネルというのは、絵が描かれたキャンバスを木枠に貼り付けた商品で、(注文前、あるいは注文後に)中国にいる画家に描いてもらった絵を輸入した上、木枠に張り付けて発送するような形の商売です。
それで、この盗用・乗っ取り被害の問題が起きる前は、(アートパネルだけで)月20万円前後の売り上げでした。
それが、今の売り上げは月一桁万円(悪ければゼロ)です。
どうしてこうなったんでしょうね?
商品画像を丸パクリ、ヤラセ疑惑の評価欄、低価格戦略でパクリ元業者を圧迫
それは、悪質業者(大阪在住の在日中国人)が、私が出品している商品のタイトルや商品画像を丸パクリ(盗用)して、また、(自作自演、(中国でポピュラーな)金で評価を買う手法など)不正な方法で評価を上げ、私が出品しているのと同じ商品を、より低価格で出品するようになったからです。
それを、一つや二つの商品についてではなく、気付いた当初の丸パクリ商品数は60前後だったんですが、現段階(2018年6月7日)で371商品に増えており、そして、その商品画像の大部分が私の出品物からのパクリだという案配です(私は現段階で1200くらい出品しています)。
具体的な盗用被害(パクリ被害)状況

パクリ被害・参考画像1

パクリ被害・参考画像2
商品画像をパクったものが多いんですが、このパクリ出品者は、画像を盗用した上、(太々しくも)画像にクレジット(屋号、イニシャル)を挿入して、ヤフーオークションの同じカテゴリに掲載しているんですよね。また、タイトルと商品画像の両方を盗用しているケースも少なからず存在しています。
ちなみに、画像については私が時間と労力をかけてフォトショップで加工したものを丸パクリしているわけです。背景が白抜きで影のある画像、および、ソファなどインテリアのある背景と、丁度よいサイズの作品が合成された画像は私が制作したもので、Google画像でも確認できます。
なお、商品画像2の商品は(卸元の中国市場に)アートパネル自体が存在せず、私がフォトショップで作業して、一枚の絵をアートパネルの形に加工した商品です。
それで、現段階におけるパクリ出品者の売りは落札価格が低いことなんですよね。

パクリ被害・参考画像3(価格)
パクリ業者の評価欄に「非常に良い」が多くあり、はじめは素直に、「安いからたくさん落札されて、安価だからこそコスパが高くて満足度が高いんだろうな」という印象を受けていました。
でも、(パクリ業者の)商品の出来栄えを確認したら低品質で、つまり、「低価格・低品質」の商品を供給している状態。

パクリ被害・参考画像4(出来栄え)
それで、よく評価欄を見たら「アマゾン(Amazon)のレビュー欄における中華業者の自作自演・ヤラセ問題」と同じ匂いがプンプンするんですよね。

パクリ被害・参考画像5(評価欄)
これは、(Amazonの中華業者同様)パクリ業者にとっては、まだ全然儲かっていないし、「仕込みの段階」なんだろうなって気付きました。
それでは、「本稼働」はどういう状態なのでしょう?
それは、次のような状態だと想像することができます。
- ◎私(や他の出品者)が出品している商品のタイトルや商品画像を粗方パクり終わった状態
- ◎自作自演・ヤラセ疑惑のある評価欄に日本人落札者が騙されて、ガンガン落札してくれる状態
- ◎低価格競争を仕掛けて私のような日本人の業者(競合者)が撤退、(独占価格的に)落札価格を自由に吊り上げられる状態
私の出品物に対するパクリ行為(主に商品画像)が継続して行われていて、また、現在進行形であり、そして、このパクリ出品者の主要ミッションの一つが、現在1200位ある私の商品をすべてパクることにあるだろうことに、恐怖と悪寒を感じている状態です。盗用行為が現在進行形で継続し続けていますからね。
そして、在日中国人のパクリ出品者は、タイトルや商品画像を盗用して、平気で同じカテゴリに出品してきます…。
私もヤフオク歴は長いですが、日本人でここまで恥知らずなタイプはいませんでした(私が知らないだけかもしれませんが)。根本的に、在日中国人は日本人と感覚が違うことが考えられます(アマゾンで評価欄を金で買っている中華業者と同じタイプですね)。
このような構図は、「在日中国人による丸パクリ・乗っ取り問題」と言えるのではないでしょうかね?
悪質な在日業者が在来の日本人業者を駆逐して日本市場を支配する日(悪貨が良貨を駆逐する)
つまり、中国から商品を輸入して販売するビジネスについて、商売上の旨みがありそうなものについては、在日中国人が日本人の中間業者を排除していく、商品情報の盗用、評価の自作自演・ヤラセ、不自然な低価格などの策略を用いて、在日中国人が日本人のビジネスを乗っ取っていくという流れが生じているのではないでしょうか。
むろん、中国人にもまじめな人間が多くいます。私は、腕が確かで信頼できる中国人と10年近く取引を続けています。
その一方で、反グレ的な中国人、あるいは、「盗用」や「商売の乗っ取り」くらいは当たり前で、「弱肉強食だから多少はダークなやり口でも勝ったほうが正しい」、そして、今回のような事例は詐欺や強盗をするのに比べたら違法でも何でもないと考える、(日本人とは違った考えを持つ)中国人も少なくないのではないでしょうか。
中国人は人口が多いうえに、その受け皿となる仕事の数が少ないのだそうです。 そして、中国人よりも日本人のほうが所得が多いので、今回のような「丸パクリ・乗っ取り」の手法は、在日中国人にとっては有効な、そして、魅力的なやり方なのだと感じます。
そして、今後、、様々な規模で、そして、様々な分野で今回と同じような現象が生じる可能性があり、また、日本の製造業を主とした企業おいては、すでにその様なこと(情報や技術の盗用)が行われてきたわけです。
丸パクリ・乗っ取りビジネスへの対応策は?
それでは、このような在日中国人(中国人に限定しませんよ)のやり方があるのに対して、日本人としては、どのような対策を行うことができるのでしょうか?
それは、「日本に住む日本人であることの利点を生かす」べきだということですね。
具体的には、私のように、日本人の価値観からは許容できな行為を行っている在日中国人の行状を公開するのもよいでしょう。
しかし、それは解決策における一つの形にすぎません。
今後、このような問題(在日中国人(外国人)による丸パクリ・乗っ取りビジネス)を解決するための方策について、多くの日本人が考えていく必要に迫られていく可能性が高いのではないでしょうか。
今回記載した内容は、その一つのモデルケースなのだと感じます。
← 覚悟 -