想定する顧客のイメージは?
ネットモールには、少しは買う気持ちのある顧客が訪れる。しかし、そこからは自分の店に誘導しなくてはならないので、様々な方法で他店舗との差別化をはかる必要がある。
それは、同一商品や類似商品を扱う競合店が同じネットモール内に必ず存在するので、オリジナル商品でない場合、商品の魅力、広告、価格のお得感、店舗のイメージ、レビューなどで自店舗の優位性を高めたり、顧客に対するPRをしなくてはならないということ。
独自店舗は、顧客がグーグルやヤフーからの検索経由でネットショップを訪問するケースが主体となる。
だから、商品名の他、その商品の機能・効果・効能が検索され、集客に結びつくケースが少なくない。
だから、家電製品やパソコンなどの価格勝負の商品はネットモールでの販売に向いており、また、(すでにコモディティ化している商品は)価格勝負になる場合が少なくない。
一方、専門性が高い商品、オーダーメイド商品、付加価値の高い商品などは、比較して独自店舗での販売に向いているといえる。
ネットモール店と独自店舗の両方に出店するのは?
ネットモールと独自店舗では、顧客の流入経路が違うので、相乗効果を狙える可能性がある。
費用については、モールの場合は出店登録料や販売手数料、あるいは広告料がかかり、独自店舗はサーバやドメイン、広告料や必要に応じてSEO業者への費用がかかる。
なお、概してネットモールでネットショップを開業した場合はスタートダッシュ的な売り上げにつながりやすく、対して、独自店舗は認知されていくに従い、徐々に売りあげを伸ばしていく傾向がある。
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